お知らせ
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2022.12.01
地震による被害は、地震発生直後の建物倒壊や家具の転倒などによるものが多いです。
特に、首都直下型地震は今後30年以内に70%ほどの確率で発生すると予想されています。
ことからも、いつ起こるかわからない地震にも備えるために耐震リフォームが非常に重要です。
そこで今回は、地震リフォームも手がけている工務店が、実際の工事内容から、工事のタイミング・気になる工事費用まで徹底解説します。
マイホームの耐震について気になる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
日本は世界有数の地震大国です。
我々が暮らしている日本では一年間に1,000〜2,000回の程度の地震が起きています。
過去には甚大な被害を与えた大地震も多々あります。
その地震大国の日本で暮らして行くにはその地震に耐えられる自宅を作らなければいけません。
現在弊社でもそうですが新築住宅はかなり高い耐震性を持っている住宅が多いです。
それに比べて一昔前の木造住宅ではかなり耐震性が低い住宅が多いです。
耐震リフォームとは一昔前の住宅の耐震性を現在の耐震性まであげるリフォームです。
耐震対策については主に「耐震」「制震」「免震」と3つの種類があります。
ここでは一つ一つの工事について解説します。
耐震とは住まいの構造体の強度そのもので、地震の揺れに耐え、建物の倒壊を防ぐことです。
揺れに耐えるのを耐震と呼びましたが制振とはそもそもの地震の揺れ、エネルギーを吸収し制御することをいいます。
免震とは建物と基礎部分の間に免震装置と言われるものを取り付け、地盤と切り離すことで建物に揺れを伝えさせない装置のことです。
ここからは実際の耐震リフォームについて解説します。
現在の住宅では家の外回りに耐力面材という柱と柱そして土台と専用の耐震パネルを張っています。
外回りの壁に耐力壁という耐震性の高い壁を作ります。
こちらは外側の仕上材を剥がし柱の状況などをチェックし外側から張って行きます。
柱と柱を一体化させることにより地震に耐えられる壁を作ります。
弊社では新築住宅を作るときに耐震面材+制振ダンパーを装着しております。
制振ダンパー(ミューダム)とは二重構造の銅管がスライドする筋交型ダンパーです。
繰り返しの地震に強く揺れても原点に戻る優秀なダンパーです。
こちらは装着する前に家のバランスを見て平均一件に4から6本装着します。
弊社では安心して暮らしていただくため上記で挙げた2つの施工を同時にお勧めします。
大規模な工事にはなってしまいますが長く安心して暮らしていただくため耐力面材と制振ダンパーの組み合わせで最強な強度を手に入れたいです。
またこちらの工事の際には同時に断熱工事もお勧めします。
一昔の住宅は小さい地震でもかなり揺れます。
その度家はダメージを受けているので早めに処置したほうがいいでしょう。
外壁や基礎にヒビ等目立つ方は要注意です。
そのまま放っておけば大きな地震が来た時倒壊する可能性があります。
A.ございます。
少し前の補助金の記事に記載しましたが倒壊の恐れの危険度により国からの助成金を受け取れる可能性があります。
A.現在では耐震性は法律でも年々厳しくなっております。
しかし古い住宅でも筋交が多く入っていたり構造用金物でしっかりと施工されていたりと一概には言えません。
弊社では新築の場合は耐震等級は最高等級一棟一棟計算して数値を出しております。
その知恵をリフォームにも生かせると思っております。
住宅の不安は「あおきのリフォーム」までお気軽にお問合せください。