リフォームをする前は何を準備すべき？工事前にやるべきポイント

リフォーム工事をする前は、様々な準備を念入りに行う事により、理想的でスムーズな工事となります。リフォームは普段の生活と異なる状況となるので、様々な準備をきちんとしておくことにより、トラブル回避へつなげることができます。リフォーム前に行うべき準備について、以下にご紹介します。

リフォーム前の準備｜具体的な情報集めをする

リフォームを行う際に大事なのは、リフォーム工事の具体的な情報集めです。どのような情報を集めるべきなのか、ご紹介します。

インターネットで実例などを見る

リフォームの実例は、インターネットにたくさん掲載されています。それらを眺めて、こんな風にリフォームしないな、と理想が湧いてきます。理想のリフォームのページをプリイントアウトしてリフォーム業者に渡すと、スムーズに話を進めることができます。

実際にショールームやモデルハウスに行く

リフォーム業者の多くは、ショールームやモデルハウスを持っています。ショールームやモデルハウスは実際の形となって完成しているものを見ることができるので、リフォームの良い目安となります。これと同じようにリフォームをしたいと思うものがあったら、その旨を業者に話すことによりスムーズなリフォーム工事になります。

知人が行ったリフォームの情報を聞き把握する

築年数も長くなっていくと、リフォームをする家が多々あります。知り合いの家にも、リフォームを行ったお宅はたくさんあるでしょう。1回だけではなく2回以上リフォームを行っているお宅もあり、そのような知人はリフォームに詳しい方です。その知人にリフォームの情報を聞くことにより、ためになる知識を把握することができます。実際にリフォーム経験がある方の意見は大きな材料となるので、参考になります。

リフォーム資金の計画準備

リフォームを行う際に気になることといえば、かかる資金です。リフォーム資金の計画準備について、どのようなことに目を向けるべきなのか、ご紹介します。

リフォーム費用の目安

• リフォーム費用の目安は、以下が一般的です。ただし、高級品を使った場合はこの金額に該当しない場合があります。
• トイレ：20～50万円程度
• キッチン：50～150万円程度
• 浴室：50～150万円程度
• 洗面脱衣室：20～50万円程度
• 一戸建てフルリフォーム：350～2,000万円

リフォーム費用の調達準備

リフォーム費用に使える資金は何があるのか、以下にご紹介します。

リフォームローン

借入金額が500～1,000万円程度（金融機関により最高1,500万円の場合あり）の借り入れが可能であり、最長10～15年程度利用ができます。住宅ローンと比較すると審査が緩めなので、どなたでも使いやすい資金調達方法です。

介護保険制度

介護保険制度は、毎月支払っている介護保険を使ってリフォームをする資金調達方法です。介護を目的としたリフォームにしか使うことができませんので、注意しましょう。最高20万円まで使うことができ、お客様は利用したリフォーム金額の1割のみの負担で済みます。地域のケアマネージャーに相談をして、介護保険制度を使える状態なのかを地方自治体に申請してもらいます。最低ランクである要支援1でも最高20万円までのリフォーム費用を使うことができます。

自治体の補助金や助成金制度

各地方自治体では、リフォームに使うことができる補助金や助成金制度を行っている場合があります。予算と期限が決まっているので、常に行っているわけではないので注意しましょう。リフォームを検討している際は、お住いの地方自治体に電話して問い合わせると良いでしょう。また、リフォーム施工業者もリフォーム補助金や助成金に対して詳しいので、相談すると教えてくれます。

リフォーム前に準備すべき工事期間の把握

リフォームを行う際は、準備すべき工事期間をあらかじめ把握しておくべきです。リフォーム前に準備すべき工事期間の把握について、以下にご紹介します。

リフォームの工事期間を把握すべき理由

リフォームにかかる工事期間を把握しておくことにより、以下を把握することができます。

• リフォーム工事の進捗状況の把握ができる
• リフォーム工事期間に必要となる準備を行うことができる

リフォーム工事中というのは、通常と違う動線やスペースにて生活をしないといけない場合があります。フルリフォームの場合は、仮住まいやレンタルルームの検討をしないといけない場合もあります。 また、リフォーム工事期間を事前に把握しておくことにより、ご近所への挨拶の際に行為内容をわかりやすく伝えることができます。そのため、ご近所へのリフォーム工事による迷惑をかけることも最低限で済むことができます。

フルリフォームの目安の工事期間は、1～3か月が一般的です。例として、1戸建てのフルリフォームの場合は、以下の部屋のリフォームを行えます。

• リビング（ドア取替、クロス全面張替え、床上張り）
• キッチン（システムキッチン入れ替え、クロス全面張替え、床上張り
• 子供部屋2部屋（ドア取替、クロス全面張替え、床上張り）
• 寝室（ドア取替、クロス全面張替え、床上張り）
• 玄関（玄関ドア取替、クロス全面張替え）
• 廊下（クロス全面張替え、床上張り）
• 浴室（ユニットバス入れ替え）
• 洗面脱衣室（洗面化粧台入れ替え、ドア取替、クロス全面張替え、床上張り）
• トイレ（便器取替、ドア取替、クロス全面張替え、床上張り）

部分リフォームの目安の工事期間

部分リフォームの目安の工事期間は、以下となります。

キッチンリフォーム

キッチンの入替え・交換：1～3日程度
内装を含むキッチンリフォーム：2日～1週間程度
キッチンの配置変更を行うキッチンリフォーム：5日～2週間程度
流し台からシステムキッチンへ取替、内装も張り替え：1週間程度

トイレのリフォーム

洋式便器の取替：1日程度
和式便器から洋式便器への取替：2日程度
便器取替にプラスし水道管の交換：2日程度
トイレ全面リフォームの場合：1週間以上

浴室のリフォーム

バスタブの交換：1～2日程度
古いユニットバスから新しいユニットバスへの取替：２～３日程度
在来工法の浴室からユニットバスへのリフォーム：3～4日程度
浴室全面リフォーム：5日～1週間程度

洗面脱衣室のリフォーム

洗面化粧台の取替：半日～1日程度
洗面脱衣室全面リフォーム：1～4日程度

和室のリフォーム

畳の裏返し・表替え：1日程度
畳を新しく取り換える：2～4日程度
ふすま紙を張り替える：1日程度
和室全体をリフォームする：3日程度

外構リフォーム

ウッドデッキ新設：1～3日程度（大きさにより異なる）
カーポートの新設：1～3日程度（大きさにより異なる）
車庫・ガレージの新設：1週間＝3か月程度）大きさや造りにより大きく異なる）
ブロック塀やフェンスの取替：2週間程度（使う商品と長さにより異なる）

まとめ

リフォームを行う前には、何を行うべきなのかを工事前に検討することが非常に大事となります。

細かい部分まで検討をして、間違いのないリフォームとしましょう。

準備を念入りに行うことで、理想の最高のリフォームとなります。あおきのリフォームは、栃木で3代続く工務店であり、新築だけではなくリフォームも得意としています。
リフォーム前の準備は何をすれば良いのかわからない場合は、是非ご相談下さい。