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介護リフォームを効率よく行うポイント!

2024.11.30

家族の中で介護が必要となる人ができた場合、検討すべき事の中で重要なのが「介護リフォーム」です。
介護が必要となる方に合ったリフォームを行わないと意味がないので、介護リフォームというのは簡単そうで難しいことです。
介護リフォームを検討する際に目を向けるべき重要ポイントを、以下に解説します。

介護リフォームとはどのような工事なのか?

介護リフォームという工事は、介護が必要となった人が現在の住まいで安心して快適に暮らしていけるように行う、リフォームです。

ほとんどの家の場合、健常者が住むような設計や造りになっています。
そのため、体が不自由になった際に便利に使えるようには作られていません。
新築当時は最高な造りと思われていた住まいも、いざ介護が必要な家族が出てしまうと不便な部分がたくさん出てくるものです。

そのような時に必要になるのが、介護に不便が無い住まいです。
そんな住まいを作るのが、介護リフォームです。

介護リフォームと聞くと、敷居の高さを感じる方もいるようです。
特に介護される側というのは、介護リフォームを行う事で費用の面など家族に迷惑をかけると思うかもしれません。

しかし、そんなことは考えなくて良いです。
誰もが将来的に介護される側になるので、誰にでも必要となるリフォームといえます。
介護リフォームをしなくても暮らしはいけますが、不便が多く、そのせいで大きなケガなどにつながる場合があります。

必要だと思ったら介護リフォームを検討することが、長生きの秘訣といえます。

介護リフォームを行うべきタイミングとは

年齢を増した家族の体調がどんどん衰えていき、介護が必要なのか否かわかりにくいと思う方もいると思います。

ズバリ、介護リフォームを行うべきタイミングというのは、体調が衰えている家族が家の中で不便を感じ始めた時です。

例を挙げると、以下のようなタイミングが理想です。

  • 病気やケガなどで体に負担がかかり、以前のような体の動きで生活が困難になった場合
  • どこかに掴まらないと動きにきにくい、若しくは杖などの支えが無いと歩きにくくなった場合
  • 足が敷居に引っかかるようになった場合
  • 年齢を重ねて運動機能が明らかに落ちたと他の家族が感じた場合
  • 年齢を増した家族が1人暮らしで、1人暮らしに限界が見られた場合
  • いつ介護が必要となっても家の中で困らないために備えの為に行う場合

介護リフォームは、高齢者若しくはケガをした家族が発生した際、現在の住まいの中の行動範囲が狭くならないよう行う工事です。
介護リフォームのタイミングを間違えないようにし、且つ介護する側と介護される側が安心して使い、暮らし続けていける住まいに変えましょう。

介護リフォームを立てる際に把握すべきポイント

介護リフォームを行う際には、把握すべき大事なポイントが様々あります。
把握すべきポイントの中から、特に把握してほしいポイントを厳選して以下にご紹介します。

介護をする側の視点を考える

介護リフォームで大事な視点は、介護される方が安心して暮らせる家にするだけではありません。
介護する側も使いやすい家にすることも、大事なポイントとなります。

例えば、トイレで介護が必要な場合、介護が必要な方のみが使いやすい状態では、介護をしてあげる側はは使いにくい空間となる場合があります。
介護する側もスムーズに出入りでき、且つ介護しやすいスペースやアイテムが必要になります。

介護される体や状況に合ったリフォームとする

介護リフォームは、介護される方に合ったリフォームとすることを忘れがちです。
例えば、手すりを取り付ける場合、手すりの高さというのは建築の法律で一定の決まりがありますが、使う方の背の高さや不便さに合わせて取り付けないと、ただの邪魔な物と化してしまいます。
手すりを取り付ける場合は、実際に使う方に手すりに手を添えてもらい、どの高さが良いのかを検討し取り付ける事が大事です。

また筋力が衰えている介護される方の場合、衰えた筋力であっても使える形や素材の手すりにしないと上手く使えません。

また、家の中で車いすを使う方の場合、自走で車いすを使う場合は、車いすに自分の手を添えた幅以上の幅が廊下や出入口に必要になります。
車いすの自走が難しく家族の誰かが押してあげる場合は、後ろから車いすを押すので車いすが通れる程度の廊下幅や出入口幅で問題ありません。

在宅介護が必要になった場合の障害になる部分をチェックする

在宅介護になった場合、それまで全く感じなかった部分が不便と思う場合があります。

例を挙げると、以下が考えられます。

廊下

玄関からリビングまでの廊下に曲がりがある場合、真っすぐに通れるようリフォームすると楽な介護となります。

室内の戸が片開き戸(扉)ばかりの場合、車いすを使う際に戸を自分の方に引いて出入りするのが不便になるため、引き戸にリフォームすることで介護も楽になります。

現在の床材が滑りやすい場合、滑りにくいフローリングなどの床材に変えることで、楽で安全な介護となります。

浴室リフォームの場合、洗い場から浴槽にまたぐ際、またぐ部分の高さによっては難しい場合があるため、低い方が良いです。

玄関

玄関土間から廊下やホールなどの室内に入る際、昔建てた家というのは段差が高い場合が大半です。

玄関の土間にスペースがある場合は、もう1段上がり台を取り付けることで、介護が必要な方でも楽に家の出入りができるようになります。

また、玄関は外の雨などの水分を連れてきて濡らしてしまう場合があります。

玄関土間の上で滑って危ない状態になる場合があるので、滑りにくい玄関タイルなどにすることをおすすめします。

トイレ

トイレの介護リフォームで盲点となるのが、床です。

トイレにスリッパを置くご家庭もありますが、スリッパを置くと介護が必要な方がトイレの中に入ると邪魔になってしまい、つまづいてケガをする場合があります。

トイレ内にスリッパは置かないようにし、足元がひんやりしないように冷たくなく且つ滑りにくい床にすることで、安心安全なトイレの床になります。

利用しよう!介護保険でリフォーム費用を軽減!

介護リフォームには、介護保険が使える事をご存じでしょうか。

介護保険料を支払っている感覚が無い方もいるようですが、40歳から介護保険は徴収されています。

介護保険は介護リフォームをする際に使うことが出来るので、利用しない理由はありません。

介護保険はどのような介護リフォームに使えるのか、それは以下となります。

  • 手摺の取り付け
  • 敷居などの段差の解消(屋内でも屋外でも可能)
  • 滑り止め付きの床材への取替(屋内でも屋外でも可能)
  • 扉から引き戸に変更
  • 扉に取り付いている既存の握り玉をレバーハンドルに取替
  • 和式便器から洋式便器の取替
  • この他、自治体で許可が出た介護リフォーム

以上のように、様々な介護リフォームに介護保険は使うことが出来ます。

介護保険は、要支援若しくは要介護と認定された場合に利用が可能です。

使える介護保険の費用は、20万円までです。

要支援と要介護には段階がありますが、1度満額20万円まで使い、その後段階が上がった場合は、また20万円までの介護保険を介護リフォームに使うことができます。

詳しくは、地区担当の包括センター(ケアマネージャー)へ問い合わせましょう。

まとめ

介護される方が住みやすい住まい造りについて、様々なポイントをご紹介しました。介護リフォームというのは、想像以上に難しい工事となります。そのため、介護リフォームに慣れている業者に依頼すると失敗のないリフォームになります。

あおきのリフォームでは、介護リフォームも数多く取り扱っています。介護保険の利用の件にも詳しいので、気になる方は是非ご相談下さい。

介護される側も介護する側も住みやすい住まいにし、いつまでもみんなが笑顔で暮らせる家を造りましょう。

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